□義援金御報告と御礼

□義援金御報告と御礼

2011年3月11日の大震災の発生以降、Musica Sant’angelo 主催の全公演で呼び掛けております被災地への義援金は、これまでで累計 91,164円となっております。こちらは全額をタワーホール船堀等を通して日本赤十字社へ募金致しております。

Musica Sant’angelo では、この活動を現在も継続中ですが、皆様に厚く御礼申し上げ、今回犠牲となられた方々の御冥福と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

《本格的なclassic音楽を親しみ易く》Musica Sant’angelo-Tokyo since1995

☆第43回公演『コジ・ファン・トゥッテ』のみどころ

☆公演のみどころ

今回のMusica Sant’angelo(以下 St.A)第43回公演W.A.モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』(または恋人達の学校)の見どころは、W.A.モーツァルト円熟期の充実した美しい音楽は勿論として、何といってもSt.Aへ3度目の登場となるイギリス人指揮者スティーブン・エレリ氏による躍動感溢れる指揮と、海外での公演を含めても珍しい「完全ノーカット上演」という点です。

同じ台本作家ダ・ポンテの台本による『フィガロの結婚』や『ドン・ジョヴァンニ』などと比べると、それほど高い評価をされているとはいえない作品ですが、 既成のイメージにとらわれずにじっくりと作品に取り組んでみると、改めて慣習的なカットによって、普段作品の「奥深さ」や情感溢れるあでやかな本質が大きく違って理解されている事を改めて感じます。

贅沢な小規模スペースでのSant’angeloフィルハーモニーによるオーケストラ公演。
《失敗や間違えもあっても、人生って素敵だな》としみじみ感じて頂ければ幸いです。
どうぞお楽しみに。

関連記事:第43回公演 W.A.モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』~恋人たちの学校~ K.588 ~完全ノーカット上演